数年ぶりの価格改定。

10月より、メニューの価格改定及び内容の変更をしました。

過去の消費税増税時には値上げをしませんでしたので、数年ぶりの改定となります。                                        改定の要因は、9月~10月にメディアを通じてアナウンスされていた生活に係る食材等の値上げです。勿論業務用の油、砂糖、海老、乳製品も軒並み値上がりしました。また、数年前より飲食店に圧し掛かっていた材料費、高熱費、流通コスト増etc。
加えて家族経営にも限界がある為、サービスを提供する為の人件費(パート従業員)もあります。

店頭及びSNSでアナウンスしたフライヤーです。

 

メニューも新しくなりました。基本的に内容は変わりありません。

値上げの要因は複数ありここでは割愛しますが、とにかく飲食店というものはコストが掛かかること、そして新型コロナウイルスも追い打ちでした。
とは言え今回のこの価格改定と少しの変更は、私的に側面と想いがあります。                            

振り返れば3年前、実は心身共に体調を崩しました。家業を継いで紆余曲折はありながらも頑張ってきましたが、色々抱え込み過ぎポッキリと折れてしまったのです。

” 店を終う、店から離れる ” 事も考えましたが、しかしここまでに培ったモノやコト、そして勝山を通じて、仕事を通じて得られた経験や人も財産と思い続けようと決めました。そして新型コロナウイルスが世に現れ、今まで経験したことのない毎日が始まりました。

この一年半、コロナウイルスに翻弄されながらも思った事は、コロナ禍では「従来の勝山の常識では先が無いな。」でした。でも半世紀続いている勝山にはベースはあるのだから、時代に柔軟に変化していけばまだ可能性はある、と。

その可能性の一つが、勝山の「黒い田舎そば」から「彦吉そば」へ、です。

 ちょっとかっこいい言い方をすれば ” リブランディング ” 。コロナウイルスにより世界は勿論、人々の行動や社会通念が変わりました。当然飲食店に対する意識も広い意味で変わってきています。そこに柔軟に勝山そば店のリブランディングを色々試していこうと思います。

 

 

 

 

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